畑にて

苗床

スターオブデイビットと言って、星型のオクラです。
基本的には昨年同様丸オクラを生産しますが、このオクラも比較的大きくなっても柔らかくて美味しいと言うことで、また星型は料理の盛り付けも楽しいですしね^^トータル50本ほど植えています。
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苗は、こうしてポットをはみ出し下の土に根が入り込みます。
それを一度切って、もう一度ポットの中で根が回るように這わせるわけです。
定植時、土が崩れず植えることができます。
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こちらは、うぐいすきゅうりですが、そろそろポットでは限界のサインを出しています。
一般的には本場4・5枚で定植適期と言われていますが、大きくなる速度は基本的に変わりませんので、畑で大きくしてやるか、ポットで大きくするかの違いです。
早く畑に植えて虫にやられることを考えると、このように下の葉が枯れ始めるまで我慢して限界まで大きくしてやる。何せ、無農薬ですから…大きくなれば、虫に少々狙われたところで被害も抑えられるというわけです。
と言っても、やり方は決まってないんですけれどね(笑)
気候とか、タイミングなんかで考え方や、やり方は変化できないといいものが作れません。
それでも、基本はあるわけです…無農薬には無農薬なりの対応が必要です。
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苗床です。
ハウスを管理したことのある方なら、よくご存知だとは思いますが、ある程度気温が上がってくると、ビニールは乾燥が激しく、苗の葉を焼きます。
ハウスでは、天気の良い日は毎朝風を通すため両サイドを開けるわけですが、これも同じことをしています。
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直射日光が当たって、ビニール内の空気が熱気に変わるまでにしないといけません。
このように、支柱で苗床を作っているようなところは苗とビニールの間が狭いため、太陽光の強い日はほんの15分や30分でも葉は焼けます。
だからと言って、早すぎて朝の冷気が入ると、苗の成長は一旦止まってしまいます。
一旦止まると、また生育を始めるまでにタイムロスがあるため、結果的に定植時期や出荷時期が遅くなると言うわけです。
まぁ、一言で言うと…野菜を育てるにも色々あるわけですね^^

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