自然から頂く

「自然が主役の農業」

なぜ、無農薬・無化学肥料栽培なのか。

竹岡農園にとって、農の営みは大自然に敬意を持って接することであり、自然そのものを深く愛することです。

畑や里山を管理していると、一輪の花、みずみずしい葉、エネルギーの高い実など人間を豊かにしてくれるものはたくさんあります。
そこに目を向けることが出来るかどうか、そこに感謝や感動が湧くかどうかで、人の在り方も随分と変わってきます。

20歳の学生だった頃、丹波の黒豆と出会い、美味しい食べ物は立場や価値観を越えていく経験をして、農業しかないと思って移住してきました。
本物の美味しい食材を通して、人と人が純粋に繋がれる体験をたくさんさせて頂いて、もっと美味しい野菜を育てようと夢中になって畑に出ていました。
そして、自社圃場でのイベントを繰り返す中であるときはたと気づきました。美味しい野菜は立場・価値観を越えていくけど、農園にただ集まった人たちもリラックスして、立場を越えて打ち解け合えるんだと。
畑、作物、山や川などの自然の中にいると、本来の人間の心を取り戻して元気になっていくことに気づきました。

障がいを持った方から、年配の方、お子さん、肉体的・精神的な病気の方、色々な立場・境遇の方が来られてたくさんの笑顔を見せて頂きました。
そうか、立場・価値観を越えて人が繋がりあうのに、一番大切なことは自然に触れることなんだと。
私たちも自然体な人と出会うとこちらの心が解放されます。 大切なことは、「自然」であることだと思いました。

農業も、自然の営みに、我々人間の営みを沿わすことを最優先に考えて行っています。
我々人間が食べ物で頂く野菜たちでさえ自然の循環の中では1つのプロセスであり、その後にはこれまでの生育してきた情報が詰まった種が出来、土に落ち、また適期に発芽して次世代によりより遺伝子を残すという目的があります。
自然が目的としていることは奥深く、スケールが大きく、人間の考え及ぶところではないかもしれませんが、そうした大きな存在と向き合い、我々が生きていくための生産活動を行っていくことが竹岡農園の農業だと考えています。

オーガニック野菜の生産、販売について

 我々の行っている野菜生産は、自然をより良く循環させる目的で栽培をしています。自然の循環やサイクルを出来るだけ乱さず、より良くなるようにお手伝いすると言っても、その方法は膨大な選択肢があり、地域や気候によって何がその土地の自然にとって良いのか、根付くやり方なのか一つ一つ検証していくことは非常に地道な作業です。ましてや自然の循環にとって最適な栽培方法など一生かけても辿りつかないかもしれません。しかし、その最高、最適を目指して百姓をしているのであり、販売させて頂いている野菜は、試行錯誤してきた今の結果です。
 我々は完成しない最高の野菜を目指して日々精進しているのであり、こだわりを求めて来られるお客様には本当に申し訳ないのですが、これが最高の野菜だとは自信を持ってお渡しすることはいつまで経っても出来ないと思います。

 それでも、そうした姿勢で土と向き合ってきた経験と出来上がった野菜を販売してお客様に百姓道についてお伝えすることはできます。自分たちの生き方、在り方をお伝えするための野菜という商品にはなりますが、見て、触って、召し上がって頂き「何か」感じるものがあれば、我々百姓も日々の苦労が報われます。

自然栽培、丹波コシヒカリの販売について

 農薬や化学肥料など不自然な資材を使わず、出来るだけ自然のサイクルでより良い作物を育てたい、そんな思いで生産活動をして数年経ったころ農業仲間に一人のお百姓さんを紹介して頂きました。
 同じ丹波のお百姓さんで、農薬、化学肥料はもちろん有機肥料さえ使わずお米を生産されている方でした。ヘアリーベッチという植物を田んぼで生産し、緑肥として土の知力を上げて栽培されるお米は、頂く度に感動とその時々で自然や土からのメッセージを感じます。

 お米に関しては我々も、自家用として手作業で自然栽培のコシヒカリを生産していたのですが、販売するには収穫量が少なく難しいところがあり、この度その百姓さんのお米を竹岡農園のサイトで販売させて頂くことになりました。
 この仕事を始めて以降様々なお米を食べさせて頂き、どのお米も美味しいお米でしたが、その中でも我々が目指している「自然な米」の見本となるような商品です。我々の野菜を食べて頂ける場所で、是非ご一緒していただきたいお米です。

農家が直接お届けする農家直送便 について。

 朝採れ野菜をその日のうちにお届けする農家直送便。毎月第二・四水曜日の西宮便に加え、国道175号沿い神戸市西区、明石、三木への直送便を2021年春から開始します。
 

竹岡農園の日常風景