農業

高石見習い卒業にあたり、感謝のことば

今年で3年目になる高石です。
百姓見習いとして日々、汗水涙涙(笑)流してきた私ですが、7月3日見習いを卒業しました!

朝出勤時に、「今から出るで」と言われて軽トラに乗り込みました。
いつものごとく、急に「今日から見習い卒業な」と言われ、心の準備が出来ていないまま今に至ります。笑

この2年間、楽しいこともつらいことも乗り越えてきました。
辞めたくて、何週間も仕事に行かない月もありました。
見習いとして、経験したすべてのことを大切にして、これからも頑張ります。
また、新しく出てくる壁に背を向けずに、前へ前へと突き進んで行きます。

こんな私ですが、いつも見守って下さるみなさま。
励ましの言葉をかけてくれるみなさま。

いつも本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

とか言いながら、プレッシャーで押し潰されそうですが!
そんなプレッシャーとも仲良くこれからも頑張ります。

【追伸:竹岡より】

2年前、まだ高校卒業したての甘えた女の子が、農業という厳しい世界に入ったことは竹岡農園にとって試練でもあり、大きな可能性でした。

おじいちゃんとの農作業が楽しかったという思い出だけで、仕事にできるほど農業は甘くありません。
楽しかった農作業のイメージと、実際に農業を仕事にするシビアさを毎日感じながら、農業の可能性、仲間の存在、自分自身のことを知っていき、向き合う過程で今の高石があると思います。

地域の皆さま、お客様には温かい目で高石の農業への取り組む姿を応援して頂き、我々のチャレンジを受け入れて頂いたことは、本当に感謝しています。

見習い卒業当日、高石自身も感じていたまだ百姓と名乗る自信のないところは今後の仕事で鍛えていってもらうとして、まずはこの2年間本人が頑張ったことに対して、背中を押してやろうと思います。

そして、この秋に開催が決まっている里山フレンチで正式に百姓高石の野菜をお披露目すると同時に、竹岡農園の主要作物の一つである人参に関して、代表竹岡と高石がそれぞれ自分の人参を育てて、山本シェフに里山フレンチで料理する人参を選抜していただく「人参選抜」を行いたいと思います。

1人の百姓として認めたが故の高石との「人参選抜」勝負。
今年の里山フレンチにお越し頂くお客様、どちらの人参が選抜されたのかどうぞお楽しみに。

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