酵素温熱風呂

酵素風呂本家の仕込みのお手伝いと、酵素風呂の開業について。

こんちにわ、百姓の竹岡です。
今週の水曜日に酵素風呂本家よりご依頼を受けて、本家のTさんとスタッフのKと共に新規で酵素風呂を始められる加盟店さんの仕込みのお手伝いに行ってまいりました。
本家代表のTさんとは年齢が近く、酵素風呂のことをいろいろと教えて頂くうちに仲良くさせて頂いています。
作業の様子を撮影してなかったので、トップ画像は農園の酵素風呂と娘の写真になっています。

毎年農園にも数件ご相談のある酵素風呂の開業。
最近は女性の方で始められたいご希望の方も多く、ご相談に乗らせて頂いています。
酵素風呂の運営にあたって、一番の課題はメンテナンス。

微生物たちが活性化する60℃前後を維持していかなければなりません。
また温度があることと、酵素がたくさんあることは別。
60℃また、それ以上温度が高くても酵素量が少ない酵素風呂もあります。
実際、お客様のお話でも65℃くらいある別の酵素風呂より本家の60℃の酵素風呂のほうが熱く感じるというお話もちょこちょこ聞きますが、微生物がちゃんと活性化して質の良い酵素があると、身体の芯からしっかり温まります。

メンテナンスはそうした発酵状態を見極め、質の良い酵素風呂にしていく作業です。
最近では本家が発酵に入れる資材を既にブレンドして送っていただけるので、資材の分量間違えで酵素風呂が崩れることは少なくなっていますが、それでも季節気候によって水の量、崩れてきたときに気付けるかなど、本来であれば2,3年、少なくとも1年ほどは酵素風呂運営に携わっていないと分からないことも多いです。

本来であれば、研修システムなどがあればより開業される方もイメージされやすいと思うのですが、今後の課題ですね。

女性の方が酵素風呂を始められるに当たって、一番困難なのは酵素と資材(糠など)の攪拌です。
手で混ぜられるくらい小さな酵素風呂なら良いのですが、複数人が入られる酵素風呂になると耕運機など機械を使っての攪拌になります。
耕運機は小さいものだと攪拌の力が弱く何度も行ったり来たりする必要が出てきますし、大きいと重かったり移動が大変です。
女性の方でも工夫すれば大丈夫かと思うのですが、大半は腕力の問題でメンテナンスの部分だけは男性がされるような形態だと始められやすいですよね。

我々も酵素風呂を初めて早9年近くが経ちました。
丹波の山奥にあるので、1日に何組もお越しになることは出来ませんが、それでも年々地道に必要として頂ける方が増えており、大変喜んで頂いております。
またスタッフや研修生が何人もいますので、彼女たちの体調が崩れてきたら酵素風呂に入り、身体をメンテナンスしています。
福利厚生にもなっているというわけです。

酵素風呂に入ると、血液の循環が良くなりますので、ぐっすり眠れるようになります。
もちろん血管に詰まった老廃物も流してくれますから、すっきりした気持ちで毎日を過ごせます。
身体の中から違和感を無くし、自分の身体を大事にする習慣をつけていきたいですね。

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