第一回 里山マルシェ開催のお知らせ~参加型ドネーションイベント~

里山楽校ふえっこの参加型ドネーションイベント「里山マルシェ」

 

ここは自然豊かな里山に囲まれた「ふえっこ王国」
ふえっこ王国では、年に何回か大人や子どもたちが里山マルシェを開いて盛大にお祭りをします。
里山マルシェのお店で使えるお金は、里山楽校の子どもたちと考えた里山コインだけ。
里山コインは毎年シリーズを変えて製造されるので、その年だけの限定モデルです。

7月10日日曜日の里山マルシェでは、里山コイン2022年~昆虫編が発行されます。
※次回は11月13日(日曜日)開催予定。

例えば、(コインの価値は当日それぞれのお店で決めて頂きます)
八百屋さんでは、玉ねぎ1つで1カメムシ。ナスが3つ1袋で1バッタ。
パン屋さんでは、アンパン1つ3カメムシ。フランスパン1つ1カマキリ。
珈琲屋さんでは、その日だけのブレンド珈琲が1杯5カメムシか、1テントウムシ。
キッチンカーもやってくるそう。さて、どんなものを提供してくれるのか。里山コインを何に変えようかな。
自然栽培の加工品コレクターもおしゃれなトランクにいっぱい詰め込んでやってくるよ♪
巨大な縁側では、アコーディオン演奏が始まりました。演奏が終わると、みんな楽しんだ分だけカマキリやカブトムシ、アゲハチョウなど様々な里山昆虫コインが入っていきます。
占いの館では、20分1アゲハチョウで今の自分から未来の自分まで見通してくれます。

7月10日に出展されるお店はこちら。

子どもの部

  • 里山楽校ふえっ子(宝探しゲーム)
  • はんこやさん きの(消しゴム判子)

大人の部

  • OYAYUBI COFFEE(焼き菓子と珈琲)
  • BP(キッズバーガー、プルドポーク丼)
  • 129ベーカリー(パン)
  • HIYORI BROT(パン)※店主の塚本久美さんは当日参加が難しいため、パンだけお店に並びます。
  • フーテンのゆかちゃん(雑貨・自然栽培加工品)
  • ふえっこ母ちゃん(加工品)
  • ふえっこ親子クラス(ビワの葉エキス)
  • ふえっこ幼児クラス(源流川遊び)
  • 笹倉織布(播州織雑貨)
  • 里山レストラン(ビーガン炊き出し・酵素ジュース)
  • 酵素風呂 露天(足湯)※初お披露目
  • 人と地球にやさしいごはんやさん(炊き出し)
  • ONE FINE DAY(ロースイーツ3種~ローキャラメル・ローガナッシュチョコ・ローフラワーケーキ~)
  • am*am(特製ジュースとスイーツ)
  • 川村さんのお母さん(アコーディオン演奏)
  • 岡さん(竹岡農園のジャガイモポテトチップス)

※企画趣旨に賛同して頂ける出店者さまを随時募集中

ふえっこ王国にある数々のお店やブースに足を運んで、里山コインでマルシェを楽しんで下さい。

余ったり、増えた里山コインは為替ブースにて、円に戻して帰るもよし、ペンダントや、ブローチにもなるので記念に持って帰ることも出来ます。
里山コインをどう使うかは参加者の方々の自由です。
※里山コインの為替については最後の里山マルシェ詳細箇所に詳しく記載してあります。

当日は、大人も子供も楽しいことや、自分の好きなことでお店を作ります。
子どもたちだけでなく、親御さんたちも参入してハンドメイドのお店がいっぱいだとか。
丹波地域のお店も並び、ハンバーガショップの「BP」さん、パン屋「ヒヨリブロート」さん、「129ベーカリー」さん、珈琲屋「OYAYUBI珈琲」さん、その他ロースウィーツのお店など趣向様々な外部の出店者さんが子どもたちのために集まってくれます。
もちろん、竹岡農園内にある里山レストランも空いていますよ♪ビーガンのお弁当、ドリンク、また先日新たに新設された酵素風呂の絶景足湯ゾーンも解放するのだとか。

楽しく里山コインを使って、お店で出た利益の半分は里山楽校ふえっこの子どもたちの未来に投資されます。
里山コインのグッズ販売も急速度で準備中!

バッグやTシャツ、2022年限定の里山コイン・昆虫編をヘアゴム・ペンダント・ブローチ・スクラップにするワークショップもしています。

さらにさらに、今回使用する里山コインがマルシェが終わっても以下のお店で使えるよ。
「BP」さん、「129ベーカリー」さん、みわかれマルシェの拠点「みわかれ茶屋」さんで、年内12月末まで里山コインでお店の商品が購入、サービスが受けられます。

これまでふえっこ王国で開拓してきたエリアを全面的に解放し、畑、田んぼ、広場、民宿、里山、川辺、森すべてに出店者をゆったりと配置し、里山楽校の子どもたち、また里山ようちえんの幼児が普段どのような環境で感性を育てているのかを見て頂ける機会にもなっています。

出店、参加する子どもたちにとって、この里山マルシェの参画を通して、社会に参画する楽しさ、地域経済を自分たちが作れる体験、価値とは何かを考える機会、そして通貨とは何かを自然と学んでいくしくみとなっています。
10歳を超えた子どもたちには、里山マルシェ実行委員に一人ずつ入ってもらおう。

里山マルシェで出た出店者の皆さまの利益50%はサドベリースクール里山楽校ふえっこに寄付(ドネーション)され、日々のサドベリースクールの運営に還元されていくしくみとなっています。
楽校運営での寄付の使われ方についてはこちらをご参照ください⇒ https://wp935530.wpx.jp/takeokafarm/school/please/
※里山マルシェが終わってから、里山コインが使えるお店での売買時にはドネーションされません。

子どもたちの売り上げは全額子どもたちに還元します。チームのみんなで話し合って、集めた里山コインを「円」に換金するなり、それを積み立てるなり、次回のマルシェに投資するなり自分たちで話し合って決めていって下さい。
里山コイン昆虫編は2022年しか発行されません。
記念にペンダントやブローチ、ブレスレットなどにしてお持ち帰り頂くことが可能です。
コインをお持ち帰り頂く場合、為替で替えられなかった「円」は自動的に楽校運営にドネーション(寄付)されます。

ふえっこの活動にご興味ある方は是非この機会にご家族で参加して頂き、一緒に未来の子どもたちの子育てを考える機会となるよう交流できたら嬉しいですね。

里山マルシェ詳細

■参加資格 以下のコイン購入ボタンから6月30日までに里山コインを日本円でご購入下さい。(事前購入者のみ参加できます)
※当日、為替ブースにて日本円に戻すことが出来ます。
※年内(現時点で11月)開催予定の第二回里山マルシェ・12月末まで里山コイン加盟店(BP、129ベーカリー、みわかれ茶屋)で継続して里山コイン昆虫編は使用できます。

■里山マルシェ参加の流れ

  1.  以下に記載のある為替の里山コインパッケージで里山コインを事前購入してください。(手続きの簡略化のためご購入はキャッシュレス決済でお願いします)
  2.  里山コインを購入して頂くと、里山マルシェ運営から為替の案内番号をお知らせします。
    ※案内番号のご案内は2,3日お時間を頂きます。
    ※3日経っても連絡が無い場合、お手数ですがトラブルが発生している可能性があるためご連絡下さい。
  3.  当日、案内番号とお名前を確認し、購入して頂いた里山コインをお渡しします。
  4.  里山マルシェに出店している方々と楽しく交流して頂いて、里山コインを使ってみて下さい。
  5.  余った里山コインは、お帰りの際に日本円に交換できます。また、ペンダントやブローチにして里山コインを記念に持ち帰られる場合は、その分の「円」が里山楽校に寄付されます。
  6.  里山コイン昆虫編は、次回の里山マルシェ(11月13日)でも使用できます。また、賛同店舗でも商品を購入して頂けます(コインの使用期限は12月末までです)
    賛同店舗:ハンバーガーショップ「BP」、「129ベーカリー」、「みわかれ茶屋」の3店舗です。
  7.  また元気で里山マルシェにお越しください!

里山コインの事前購入(参加資格)締切 6月30日木曜日17時まで

 

■里山コイン 為替パッケージ(円⇒里山コイン)

  • 虫カゴセットA 3,150円(カメムシ10匹、バッタ5匹、テントウムシ2匹)
  • 虫カゴセットB 5,250円(カメムシ20匹、バッタ10匹、テントウムシ2匹)
  • 虫カゴセットC 5,250円(カメムシ10匹、バッタ10匹、テントウムシ4匹)
  • カマキリ 1,050円/匹
  • トンボ  2,100円/匹
  • アゲハチョウ 5,250円/匹
  • カブトムシ 10,500円/匹

以下のボタンを押して、カートからご購入下さい。

参加資格取得 コイン購入

■里山マルシェ当日 為替ブースにて里山コイン⇒円に交換できます。

  • 1カメムシ ⇒100円
  • 1バッタ ⇒200円
  • 1テントウムシ ⇒500円
  • 1カマキリ ⇒1,000円
  • 1トンボ ⇒2,000円
  • 1アゲハチョウ ⇒5,000円
  • 1カブトムシ ⇒10,000円

■注意事項

  • 運営方針としましては、第1回目の市場規模を決済権を持つ方100人、または経済圏が100万円に到達することとしています。そのため6月30日までにその市場規模になれば事前購入を締め切る可能性もあります。ご参加が確定しておられます方はなるだけ早く里山コインの決済をよろしくお願い致します。
  • 参加資格をお持ちのお客様が当日さらに里山コインを購入して頂けるように余分にコインは刷りますが、当日販売するコインは10%値上がります。つまり事前購入では例えばカマキリ1,050円だったのが、当日販売は1,100円になりますので出店内容などをご覧になってご自身が体験したくなりそうなお店を全て回るつもりでコインを確保お願いします。お帰りの際に円に換金できますし、第二回目の里山マルシェでも使用可能ですので、まずは里山コインを確保して頂くことで里山マルシェの市場を参加者さん・出店者さんみんなで作っていきましょう。
  • 里山マルシェの会場は里山や畑や田んぼをメインとする自然豊かなフィールドです。マムシやスズメバチなどの危険も存在しますし、当日の日射が厳しい場合熱中症もありえます。運営サイドとして、涼しい部屋や木陰などへ出来るだけ誘導しますが、当日の体調管理や危機管理は参加して頂くお客様ご自身の自己責任で充分注意してご参加頂きますようよろしくお願い致します。
  • お車でお越しの参加者の方は必ずご一報ください。当日の駐車場が笛路村入り口の駐車場、いっぱいになりましたら谷川駅付近の有料駐車場を予定しています。送迎者で会場との無料ピストンを準備していますが、駐車スペースが限られているため、電車を利用可能な方は是非電車をご利用ください。谷川駅まで無料送迎致します。

■出店者情報(随時更新・当日の出店内容に変更の可能性あり)

子どもの部

  • 里山楽校ふえっ子(宝探しゲーム)
  • はんこや きの(消しゴム判子)

大人の部

  • OYAYUBI COFFEE(焼き菓子と珈琲)
  • BP(キッズバーガー、プルドポーク丼)
  • 129ベーカリー(パン)
  • HIYORI BROT(パン)※店主の塚本久美さんは当日参加が難しいため、パンだけお店に並びます。
  • フーテンのゆかちゃん(雑貨・自然栽培加工品)
  • ふえっこ母ちゃん(加工品)
  • ふえっこ親子クラス(ビワの葉エキス)
  • 笹倉織布(播州織雑貨)
  • 里山レストラン(ビーガン炊き出し・酵素ジュース)
  • 酵素風呂 露天(足湯)
  • 人と地球にやさしいごはんやさん(炊き出し)
  • ONE FINE DAY(ロースイーツ3種~ローキャラメル・ローガナッシュチョコ・ローフラワーケーキ~)
  • am*am(特製ジュースとスイーツ)
  • 川村さんのお母さん(アコーディオン演奏)
  • 岡さん(竹岡農園のジャガイモポテトチップス)

里山コインのご購入(参加資格取得)は以下のボタンからカートでお願い致します。

参加資格取得 コイン購入

里山マルシェ 開催にあたって

ここからこのイベント開催における意図や、思いについてお話します。
イベントの担当者としては、ここからのお話は見ずにただ参加して楽しんで頂けるのが一番面白いことが起きると思うので、出来れば里山マルシェ参加後見て頂けるといいかなと思っています。
もちろん、ドネーションも目的の一つですので、何か里山楽校に協力したいと思って頂いているお気持ちの方はこの後の文章も読んでみて下さい。
ここからは里山マルシェを企画した一個人の考えです。

里山楽校ふえっこをスタートさせて、実際に子どもたちが毎日来始めて、嬉しいと同時にこの2カ月非常に大きなプレッシャーも感じていました。
関わってみると、やっぱりという感じですが、6歳以上のお子さんになると思った以上に物事の本質を理解していて、非常に多くの好奇心や関心を持っています。
そして、その真っすぐさや、素直さは大人のそれとは比較にならないくらい純粋です。

とりあえず、意味が分からなくてもやってみて、どうやれば上手くなれるのかを楽しめる心を持っている。
我々大人の大半が社会や実生活の中で疲弊していく中で失われがちなものを、子どもたちは非常に豊かに全てを持っているのです。
この可能性やエネルギーを感じたとき、この人たちは放っておいても自分の人生を全うする力を持っているなと確信すると同時に、身近にいる大人として何を子どもたちにしてやれるだろうかという疑問でした。

いずれ社会に出て大人として生きていく、社会を守っていくことを思うと、現社会に必要な力をつけていくのが必要かもしれません。
しかし、現状は世の中が非常に激しく変化している時期にあり、今必要な力は5年後、10年後も必要かと言われれば誰も分からないのではないでしょうか。
楽校スタート前はそれでもインターネットを使う技術や、視野、プログラムなども少しは出来た方がいいだろうとか、基礎学力を全く身に着ける必要はないのだろうか、などいろいろとプロジェクトリーダーの中山やサポーターさんたちと議論もしました。
社会に必要な力が人生の幸福に必ずしも繋がるとも言えないですし、やはり我々里山楽校は子どもたちが自分の人生を自分で歩き、自分の幸福感と共に人生を全うできる未来を一緒に作っていきたいと考えています。

そのうえで、我々大人が子どもたちに伝えられることを考えました。
社会の枠組みに入りきっていない子どもたちだからこそ、そしていずれ必ず社会の一員となる子どもたちだからこそ、今鍛えられることは何か。

1つ目は、時代が変わっても、変わらないより本質的で普遍的な法則や真理に気づける環境(遊びの中で自然法則に触れること)
2つ目は、成長して大人になっていくことに肯定的な気持ちを育てること(イケてる大人の話を聞こう企画)
3つ目は、社会構造、地域経済(資本主義など)を自分たちで作っていく体験(里山マルシェ)

この3つ目の目的を達成するために里山マルシェを開催します。
子どもたちは第一回目は出店することで、このマルシェに参画し商品・サービスを作り出して、道具としてのお金とは何かを本質的に捉えていきます。
第二回目以降、希望者や一定の年齢を超えた子どもたちには運営の実行委員や、マルシェの運営方針を決める会議、里山コインを作るチームに参画してもらい、通貨の概念、市場を作り出すこと、資本主義が作り出した豊かさとは何だったのか、価値とは、魅力とは何かを考えること、相対評価と自分の絶対評価などについて里山マルシェの作り出す小さな市場、コミュニティに参加して、多角的に物事を考えて自分のポジションや社会への参加の仕方を練習していきます。

これは、生まれたときから現代社会システムで生きてきて、お金=円だと思い込んでいる我々大人にとっても必要な学びの体験かもしれません。
そして、生きる力とは何かを自分たちで考え、行動し、身に着けていける柔軟性を子どもたちが養っていくきっかけの環境を提供することが今竹岡農園で出来る最大限の努力だと思っています。

この活動を通して、楽校の子どもたちだけでなく、参加されるお子様もお店の方々と話して、かっこいい大人たちからたくさんの刺激を受けて下さい。
そして、自分が興味があることがあれば直接相談や話が聞けるプロの人を出来るだけ増やしましょう。
世の中にはいろんな大人や人間がいます。
たくさんの人の話を聞いて、たくさんの価値観、考え方に触れて、自分の人生を生きていく考え方を成長と共に育てていきましょう。

きっとそうした繋がりや考え方、人間関係は、お金や、資産よりも大切な財産となって自分の人生を支えてくれます。
そんな人の和を我々はこの活動を通して作っていきたい。

そんな思いでこの里山マルシェを行います。
また当日皆さんとお話できることを楽しみにしています。

里山マルシェ 担当 竹岡正行

 

 

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