畑にて

ウリハムシその2

メロンと、とうもろこしの畝です^^
今年は、混作にしてみることにしました。
違う科の作物なので、互いの生育を邪魔せず栽培することができます。
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白くふっているのは、有機石灰と言ってカキガラというやつです。
ミネラルを多く含んでいて、土壌を優しく中和するものですが、今回はウリハムシ対策にふってみました。
ウリハムシの生育は、今が最盛期のようでいくらでも飛んできます(笑)
今回は、網をしている余裕がないというわけで、ウリハムシの嫌うカキガラを試しています。
こやつです↓
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ウリハムシは、5月の連休が過ぎて平均気温20度を超すと出現してきます。
基本的に瓜類の葉が好きで、メロンやスイカなどは超好物ですね^^葉がなくなるまで食べつくします。
対策としては、だいたい目の細かい網や袋などを被せて若い苗を守るのが一般的です。
また、ウリハムシが一旦消える時期を狙って畑へ移すという方法もあります。
ウリハムシの生育サイクルとしては、今が最盛期でこれから繁殖のため交尾が始まります。
交尾して卵を産むと、現在のムシは一旦死ぬので、卵がかえってまた葉を食べ始めるまでの約20日間は害を受けません。
つまり、苗でギリギリまで置いておいて、ウリハムシが消えるその20日間を狙って定植し、大きくするというやり方もあります。
当然、第2期のウリハムシ群は数がめちゃ増えてきますが、苗も大きくなれば、少々食われたところで何とでもなるので結果にはあまり支障が出ません。
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食われて支障が出るのはこのまだ小さくて葉が少ない時期です。
カキガラも嫌がらせ程度の効果しかありませんし、雨が降ればとれてしまうので風通しの良い目の細かい網などを被せる方が確実かもしれませんね。
ムシに食われながら、どこまで頑張れるのか…検証も兼ねて見守っています^^

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