畑にて

カットバック技法

遅ればせながら、栗の剪定ですw
木を切るにはぎりぎりなのですが、持ち主の方が大変お忙しくこの時期になってしまいました。
昨年市の普及センターより指導を受けて切った栗の木です。
NCM_0916.jpg
ちょっと分かりにくいですかね^^;
真ん中の太い主軸を切ったのですが、、切り口の周りから多くの細い枝が出てきています。
栗の木は勢いが強いので、少々弱りかけていても、このように剪定していけばまた息を吹き返すのですw
NCM_0922.jpg
これもまた見にくいですが…真ん中の木の幹の部分が切り落とされて、切り口付近から枝が勢いよく出てきてますね~
カットバックという言い方をするそうですが、枝の剪定をするのではなく、木の根元から切って、新しい枝を育てる方法です。
栗ファンの方にさらに説明すると、
枝の先には実をつける場所がありまして、そこを花芽、幼芽といいます。
NCM_0918.jpg
本日は、携帯でとっていますので、写真がピンボケしているのをお許し下さい…
これが新しく出てきた枝ですが、枝の先端は幼芽。
そして、私の指付近を花芽と言って、この部分が今年の実になる部分なのです。
だから、花芽の数を減らして、生らせる実を少なくすれば、それだけ一つの実に木から供給される栄養分が多くなるので、結果的に実が大きくなるわけです。
温かいですね~
NCM_0924.jpg
ほぼほぼカットバックしたので、この圃場での収穫は今年は諦めないといけませんね^^;
木が元気に生き返ってくれることを楽しみにしましょう♪

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