東京四ッ谷にあった今や伝説のお店「りんごの絆」の山本明男シェフがご友人を連れてお越し下さいました。
料理人として野菜のことをどれほど大切に考えて下さっているか、2日間を通してこんこんと思いを伝えて下さいました。
うちの家庭の味噌汁を食べて「俺こんなん食べたら落ち込んじゃうよー、俺はほんと料理できないんだ…」なんて本気で言っているその謙虚さに触れて、自分の仕事を通して妥協なく向き合っている人は本当にカッコいいなと改めて生産者としてのモチベーションを上げていただいたのです。
本当に研ぎ澄まされた仕事はそれに触れるだけで感動する人が居ることをここ何年かで色々と体験させていただいてきたので、山本さんの一皿を見て涙を流す人が居るというのはなんとなく分かる気がします。
「ここでやろうよ。わくわくするよ、俺」って言って下さるもんだから、今年は里山ディナーでも開催しようかな。笑
涙を流す一皿をイメージして、今年も妥協なく野菜作りに取り組んでいきます。
遅くなりましたが、皆さまどうぞ今年もよろしくお願いいたします。
丹波 Life