ふえっこ

里山楽校 最初の一週間の振り返り。

こんにちは。
里山楽校プロジェクトリーダーの中山貴美子です。
楽校のドネーションのためにwood topの乾さんが寄付箱を作って下さいました。
めちゃくちゃ可愛いくて、子どもたちがままごとでも使えるように色んな工夫をしてくださってます。
どこに置くか決定するのはGW明けくらいまでかかりますが、今後ともご協力お願い致します。


さて、里山楽校が始まって1週間が経ちました。
現在は慣らし期間として短縮で開校(9:00-13:00)し、四〜五人の子どもたち(六〜九歳)がお弁当を持って毎日元気に登校してくれています。
一週間が経ってみて思うのは、現場に立つ責任感というものがこんなにも重いのかということです。

「ここでは何をしてもいい、自由だ。ただし君たちの命は自分で守ろう」と私は最初の顔合わせ会の時に子どもたちに話をしました。
そうはいっても、やはり子どもたちが自然の豊かなフィールドで自分の安全を確保しながら自由に遊べるようになるまでは、それなりの時間も、経験も必要なのだということがだんだん私にも分かってきました。

どこまで子どもたちを見守って、どこまで子どもたちに手を貸して、どこまで全力で子どもたちと一緒に遊ぶかは一瞬一瞬の自分の判断にかかっており、それが子どもたちの安全や経験の幅、そして子どもたちの人生にダイレクトに影響していく。
その重みが、今私をここに立たせてくれている重みなのかもしれないと思います。
すっごく怖い事実だけど、だからこそ全力で子どもたちと向き合える。
自分の中のエネルギーを向けていける。
それはとても幸せなことだと思います。

そして、子どもたちにとって何がよくて、私はどうしたらいいのかということに、たぶん自分の中に正解はなくて、そこにいる人たちと作っていくものなんだろうなという気がしています。
でも、そこまでいくには必ず自分の「こうしたい」がいる。

プロジェクトリーダーとか、年上の自分とか、そういうことは置いといて、生身の中山貴美子という人間が今何を感じていて、何を伝えたいのかということがいるのだと思います。それをするのが、恐らく今の私は一番苦手なことかもしれなくて、でも人と生きていく上でとても大切なことだと思っています。なんだか最後は自分の話になってしまいましたが、こんなふうに私は里山楽校にいる子どもたちと過ごす中で日々大切な気づきをもらっています。
一週間過ごすだけでも子どもたちの顔つきが変わってきていて、きっと子どもたちは私の知らないところでもたくさんのことを感じたり、考えたりしているのだろうと思います。

私もそんな子どもたちの変化を見守っていく大人として、変わっていくことを恐れずに日々過ごしていけたらと思います。
いつも私たちの活動を温かく見守ってくださり、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

最後になりましたが、サドベリースクール里山楽校ふえっこは、1年間完全なドネーションで運営を行っていきます。
これまで寄付と寄贈だけだったのですが、オンラインサロンも始めます。
ご興味ある方はドネーションページをのぞいてみてください。

ご協力お願い致します。

関連記事

TOP