実は、数年前事故をしたのですが、そのときのボルトを抜く手術が急に決まり、抜いてきたところです。
急な、空白期間でしたが、この一年の整理する機会となり、非常に充実した時間を送らせていただきました。
入院中、一眼レフはお留守番していたので、写真はこれしかありません。
なんと、本日の病院での最後の食事。
カレーです♪
自分は無農薬で有機肥料で野菜を育てていますが、自分の中で何かしっくり来ない感じは以前よりしていました。
きっかけは、害虫でした。
同じ村の方の畑や、野菜を見ていると、うちの無農薬栽培畑より、なぜ農薬を使用している畑の方が害虫の発生が多いのか…多いように見えました。
自分の借りている畑は、雑草は生やしっぱなしだし、自分みたいな単純な素人発想から言えば、生き物が住みやすい環境になっているはずなんです。
なのに、なぜ何度も農薬を使用し、虫を殺しているはずの畑の野菜が、自分の野菜より虫の被害を受けているのか…
答えは、断定できません。
でも、自分の中で、一つの仮定は生まれました。
害虫とは、野菜にとって害の在る虫だと認識していましたが、実は、自分たち人間や、自然界に害になるものを食べている虫なのではないかと…
つまり、農薬や(自分の畑では農薬は使用しませんが)、過剰に肥料を与えることにより野菜に蓄積される硝酸態窒素を害虫が食べてくれているのではないかと…
そんなことを思いました。
無肥料栽培で、虫のつかない野菜が出来ると聞いたことがありますが…まんざら、おとぎ話ではないかもしれません。
以前、ご紹介したアルギット栽培者の話もよく聞きますが、要は、土中の微生物の生態バランスなのだと…つまり、食物連鎖が正常に起こって、生態バランスが整っているところでは、虫も執拗に人間の野菜を狙わないのだと…
断定はできませんが、同じ理屈かもしれません。
そう…テレビもない病室で、何もすることがなく…ひたすらそんなことを考えていると
もう、実証してみるしかないと言う事になりまして…
ずっと、離れずに応援してくれている数少ないお客様に、メールで無肥料栽培について説明し、了承を得ていました。
丹波の親父によると、味は抜群に良くなるそうです
作物の分子レベルまで把握する人なので、これは間違いありません。
ただ…無肥料栽培を確立できるのは、お前(私のことです)が死ぬ頃や(笑)
…と、いつものように笑い飛ばされましたwww
要は、施肥しないことで、どこから窒素を持ってくるのか…というところです。
何種類か、窒素固定できる作物に目星はつけているのですが、この丹波の土地に合うかどうか…それが、問題です。
自然の猛威を…厳しさを、これまで以上に経験することになりそうなこの一年。
玉ねぎ、キャベツ、ニンニクはもう堆肥を施肥していますから、ジャガイモからやってみますか無肥料栽培。
覚悟を決めてきた今日この頃です。
丹波 Life