7年前の2月、竹岡農園は1反5畝の休耕田を耕すことから始まりました。
栽培を勉強したこともない園主は、とりあえず耕し種をまき、育ったものを食べてみる中で土を知り、野菜を知り、笛路という環境の中で、農という生業を教えていただいたのです。
長年、笛路村を守ってこられたお百姓さんと一緒に、とにかく仲間を集め、開拓し、当時3ha以上あった不耕作地と、休耕田は今では全て耕作地となりました。
今、その耕作地は竹岡農園が利用し、合同会社笛路村が特産物を生産し、ふえのみち農園が新たに新規就農して守っています。
休耕田から生産できる田畑へ戻す段階を経て、これからはしっかりと生産していくことで事業を継続し、笛路村の原風景である里山を維持管理していきたい。そうやって取り組み始めているところです。
当日は、合同会社笛路村より代表取締役お二人と、竹岡農園、ふえのみち農園が笛路村、野菜、食、百姓のことを少しお話させていただきます。
また、今回東京より出張料理人の山本シェフをお呼びし、山本シェフのお料理を通じて笛路村という場所がどのような場所なのか集まっていただいた方々と共有することが出来ればこれ以上のことはありません。
「料理は技術も大切だけど、気持ちでするもんだから」という山本シェフの言葉の通り、シェフのお料理は素材一つ一つを大切に扱い、魂を込めて料理されています。
シェフの料理を食べられた方は、その姿と味に感動されることと思います。
笛路村の百姓たちが7月8日に一番美味しい野菜たちを持ち寄り、シェフに腕を振るっていただきます。
生産者による生産地でのイベントは、初めてなのでどんなイベントになるのか今からわくわくしています。
今回も頼りになる丹波の仲間たちと共に、来て頂いた方に楽しんで頂けるよう取り組んでいきますので、どうぞお誘い合わせの上ご参加下さい。
丹波 Life