2022年4月から始まる丹波発のサドベリースクール「(仮)里山楽校」
対象年齢は小・中・高生となります。
そしてこの事業は、全ての子どもたちに色んな学びの機会や選択肢が生まれるよう1年間、無料開校します(ドネーションシステム ページ下部詳細記載)
今回はご興味のある子育て世代の親御さん、お子さん、また同時にボランティアスタッフも募集しますのでどれかにご興味あればお気軽にご参加下さい。
【詳細】
日時:2022年2月7日月曜日
開場:9時30分
参加費:無料
場所:里山ようちえん ふえっこ(竹岡農園 敷地内)
参加申し込みは以下のグーグルフォーム、お電話、またはメールアドレスにてお申込み下さい。
https://onl.la/jKK1Lrf
※上記は、gmailアカウントをお持ちであればログインできるのですが、アカウントをお持ちでない場合はライン公式アカウントもしくは、農園の問い合わせフォームからお申込み下さい。
【当日スケジュール】
10:00~ 説明会
・里山楽校とは
・運営体制
・入楽までの流れ
11:00~ 現地案内
・竹岡農園内フィールド
・玉巻の図書館案内
12:00~ 解散
【里山楽校 開校にあたって】
日本を代表する農業ブランド地域である丹波。
その農暮らしに下支えされた田舎の土着文化の中で、6歳以上の子どもたちが思いっきり遊び、自ら考え、育つ里山のサドベリースクールを開校します。
5年間の里山ようちえんふえっこ親子クラス、3年間の幼児クラスの運営を経て、子どもたちが遊びの中で自らの感性を育て、失敗を繰り返し、自分で考えることで逞しく成長することを目の当たりにし、ようちえんを卒業してもそのまま自然と繋がり、可能性を広げられるような居場所を作れないかと考えていました。
もちろん里山ようちえん卒園者でない子どもたちも大歓迎です。
この「里山楽校」は運営団体の丹のたねスタッフたちの願いであり、思いのこもった企画として育てていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
NPO法人丹のたね 理事長 竹岡正行
【里山楽校プロジェクトリーダー 中山貴美子の思い】
私は、清流の国と呼ばれる岐阜で生まれ育ちました。
生まれた時からNY育ちの宇多田ヒカルの歌が流れてて、パソコンが家にあって、百円でチョコが買える、いわゆるグローバルな時代に生まれました。
豊かで平和な暮らしの外には、貧しい子供たちがいることもなんとなく知っていました。
私たちの消費社会の暮らしによって地球の温度が上がっていったり、地球環境が汚れていったりしていることも。
そんな問題に対して私にはどうすることもできないという無力感と、何かを踏み台にして豊かな生活を享受しているという後ろめたさ、それでもこの社会で生きていくしかないのだというあきらめのようなものを感じていました。
そして、その自覚と共にどんどん型にはめられていく教育。
みんなが一様の勉強を、しかもかなりの時間と労力を費やしてすることに対して、疑問を抱きながらも解決策が見当たらない。
そんな時、たまたま手に取ったフィンランドの教育について書かれた本で私は「教育」ってこんなにも自由で多様でいいんだということを知ります。
そして、京都大学の教育学部に進み、教育における歴史や教育哲学を学びます。また、アルバイトで家庭教師や、塾の講師、未就学児の見守り保育をするうちに自分が受けてきた既存教育に疑問を感じていきます。
同時に、国際学生寮に住んだことをきっかけに、一つの村という自給自足のコミュニティの在り方に可能性を見出していきます。
そして大学卒業間近、大学を休学し農業を中心としたコミュニティを回ろうと決意した矢先に竹岡農園と出会いました。
ここに初めて来た日のときのことを今でも覚えています。人間がいることを自然が歓迎してくれるような、存在を許してくれているようなそんな感覚でした。この場所にもっと居たいと思ったのは素直な気持ちです。
そして、この農園で一年近くを過ごした今、私はこの場所をもっと多くの人に、特に子どもたちに知ってほしいという思いが強くあります。
なぜなら、人が心豊かに生きる道は、自然への感性を研ぎ澄ませながら、人や自然のつながりを大事にしていくことだと思うからです。
そして日本の田舎にある土着文化や暮らしの価値観の中にそのヒントがあるように思うのです。
文化や国境を越えて、この里山という地に集まる人々が互いに刺激を受け、学び合えたらいいな、そんな思いで「里山楽校」を始めます。
里山楽校 プロジェクトリーダー 中山貴美子
【ドネーションシステム】
・頂いたお金は場所代、水道光熱費、通信費、書籍代、消耗品等に変えさせていただきます。
・収入、支出の内訳は随時ご報告させていただきます。
〈 振込先 〉
ゆうちょ銀行
店名 四四八
普通)49850491
依頼人の欄には、「お名前 里山楽校への気持ち」とお書きください。