畑にて

酵素風呂⇒酵素肥料⇒酵素栽培試験圃場

この2,3ヶ月チョコレートのような甘い匂いがすると言われている酵素風呂から、栽培試験の状況報告です。
酵素風呂はその容量、場所の気候、その日の天気・湿度で微妙に発酵が変わってきます。なので、場所や人に応じてメンテナンスの方法を手探りでアレンジしていかないといけません。
ほぼ発酵の技術力が全てとなる酵素風呂についてはずっと試行錯誤していまして、なかなかご報告できなかったのですが、春から新たにメンテナンスに取り入れた工程でより人に優しく包み込むような酵素になってきたので、これから少しずつその内容を上げていきたいと思います。
これまで竹岡農園の酵素風呂は限りなく純粋な水を使用し、無理の無い発酵を維持することによってほぼ匂いの無い状態を維持してきました。
春からは、1m50センチある深さの1m部分まで撹拌することで下にとどっている糖蜜もバランス良く全体に行き渡っています。少量入れる糖蜜の役割は、菌の横の繋がりを作ること。
糖蜜のネバネバが酵素風呂内の菌の条件を平均化し、温度を一定にしてくれるのです。
その結果かどうかは分かりませんが、最近よく撹拌した次の日のお風呂のお客様にはチョコレートのようなとても良い匂いがすると言われるようになりました。
冬場もご紹介したように酵素が増えると2次発酵は倉庫の中で行います。これは糠とバチルス菌を足して、発酵を促し、純粋な酵素を薄めて増やす工程です。酵素風呂からの酵素だけでも十分土壌菌の活性化になるのですが、あまりにも純粋すぎて高価すぎるので、倍ほどの量に持って行きます。
そうして畑に使用し、昨年の夏時点で何も出来なかった畑がこの状態になりました。
茄子の葉などを見ているとまだバランス的に土が出来上がっていないなという感触ですが、かなり元気に育っています。
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