先日、市内の高校生の創立記念日を利用した、自主的な実習の受け入れをしました。
保育に興味があり、自分たちが育った丹波の地での野外保育、自然教育がどんなものか知りたい、学びたい、体験したい、ということで、3名の生徒さんが参加。
保育士志望ということで、子どもと関わることを楽しみにしていたみなさん。
この日は1日、午前中子どもとお散歩して、午後からは保育士まりちゃんから普段のこどもたちの様子の話、園長の郁子からふえっこ立ち上げと里山ようちえんについてなどお話させていただきました。
事前の質問では、保育士になるにはどういうことを準備しておけばいいか、森のようちえんとはどんなものなのか、他の森のようちえんとふえっこの違いは何か、 など、熱心な質問が上がってきていました。正直、保育に興味があるという程度の質問ではなくて、専門性を学びたい、という姿勢にびっくりしました(^^)
午前の活動を終えて、感想と質疑応答の時間は、みんなその日感じたことをシェア。
「こどもがすることをどこまで見守っていいかわからなかった」 「危ないことをする子にどういうふうに声かけしていいかわからなかった」 「こどもに自由があって個人が尊重される場所だと感じた」 など、数時間で色んなことを感じてその事柄についてみんなで考察しました。
また、「自分たちが育った丹波の地でこんな保育があって、自分も参加できて楽しかった。」 「子どもが手をつないでくれて嬉しかった。」「自然にふれあいながらのびのび過ごせる素敵な場所だと感じた。」など、素直な感想も言ってくれました(^^)
未来の保育士、これからどんなことを感じて社会に出ていくのでしょうか。少しでも里山、自然共育に魅力を感じていてくれたら嬉しいなと思います。
園長 郁子